お客様の声 構内トレーラー編
現場での台車運搬風景の写真やインタビュー、お客様から直筆のアンケート回答をご覧下さい。
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・連結して大量運搬できる構内トレーラー(住宅機器製造工場)
㈱INAX様は1924年(大正13年)に創業し、タイルなどの建材商品およびトイレやキッチン、ユニットバスなどの住宅設備機器を製造・販売しています。その商品を仕分けし出荷する物流センターで、すでに4年以上ほぼノントラブルで弊社の台車が活躍しています。その現場からの声をいただきました。
今回のインタビューに同席頂きましたのは、実際に弊社の牽引台車を使用している現場の㈱INAX 堀本様、弊社の牽引台車を提案して頂きましたトヨタL&F中部㈱ 安立様・井上様、㈱INAX様の中でフォークリフトのメンテナンスをしているトヨタL&F中部㈱サービス課/江端様、牽引台車を製作した弊社担当者と色々な方々に台車についてフリートーク形式でインタビューさせて頂きました。
フォークリフトレス化で台車が必要です。
弊社担当:「本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。今回は以前に導入頂きました、牽引車+牽引台車に対してのインタビューとよりよい商品を作るためのヒヤリングをさせて頂きたいと思います。屈託のない御意見を頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします。」
弊社担当:「㈱INAXという社名や商品はほとんどの方が知っていると思いますが、知多物流センターはどのような役割なんでしょうか?」
お客様:「この知多物流センターは、知多工場のみならず、近隣の工場からの中継や積み合わせをしたり路線便、1箇所送りの仕立て便など、全国に配送しています。1日あたり250車のトラックが出入りしていますので、この地域での物流の主要拠点でしょうね。商品の出荷量によっては24時間対応できるようになっています。」
弊社担当:「1日250車ですか?商品の仕分けやも相当な量がありますよね?」
お客様:「そうです。入荷、出荷、時間帯によっては戦争状態です。1箇所送りの仕立て便はいいのですが、積み合わせや路線便の場合、商品が混在しますので大変ですね。」
弊社担当:「隣接する工場からも出荷はするんでしょうか?」
お客様:「工場からは出荷しません。この物流センターの場合、工場が隣接していますので、工場からセンターへ商品を運搬しセンターから出荷しています。フォークリフトでは大量運搬ができませんからね。効率が悪いんです。それで、フォークリフトをお願いしているトヨタL&F中部㈱の安立さんに提案して頂いたのが牽引車+牽引台車なんです。」
動画で見る【構内トレーラー4WS】(Youtube動画でご覧いただけます)
構内トレーラーの動きを動画でご覧下さい。4WS(四輪操舵)式の効果をご覧いただけます。先頭の牽引車とほぼ同じ軌道で走行します。
「メンテナンス?すみません。最近はほとんどないです。」
弊社担当:「弊社の牽引台車を使用する前にも牽引台車を導入されていたそうですが・・・。」
お客様:「はい。導入していました。リフトレス化をするためにフォークリフトを減らし、牽引車+4WS牽引台車を導入していました。4WS牽引台車を導入することで商品の運搬は効率よくなりましたが、メンテナンスが大変そうで・・・。牽引車のリースアップ時に台車の入れ替えをL&F中部さんから提案をうけまして検討いたしました。」
弊社担当:「牽引台車の入れ替えですか?」
お客様:「そうです。今まで使用していた台車もかなりガタが出てきていましたので、牽引車のリースアップと同時にメンテナンスが容易で丈夫な牽引台車を提案していただきましたので検討いたしました。うちのセンターでは必要不可欠なものなんです。牽引車+台車がなければ仕事になりませんから。」
弊社担当:「メンテナンスが容易で丈夫な牽引台車が弊社が製作する台車だったんですね?」
お客様:「そうですね、何しろ今まで導入した台車の中で御社の牽引台車が一番丈夫だと判断しましたので提案いたしました。弊社も信頼が第1ですし、提案する以上責任を持たなければいけません。お客様に喜んでいただけることが1番ですから。」
弊社担当:「弊社から出荷する牽引台車は、積載荷重だけでなく多少オーバースペックで製作しています。これは、遠方からインターネットで購入いただくお客様もいらっしゃいますので、台車を見て、使用して不安感を抱かないように各部に補強を入れてありますから、安心していただいて結構です。イニシャルコストよりもランニングコストを重視して製作・販売しています。」
お客様:「そうですよね、以前の台車よりもかなりゴツく感じます。」「メンテナンスをする私から見ると、安心感を得ましたね。牽引してみれば台車の重さはほとんど関係ないですから。」
弊社担当:「メンテナンスをする現場としてはいかがでしょうか?」
お客様:「以前の台車は1ヶ月に1回は必ず点検、修理をしていました。ネジが緩んでいたり、動きが悪かったり、いつも気にしていなければいけなかったので大変でしたよ。動きが悪くなったと、作業者の方から言われるたびに、堀本さんに台車の入れ替えをお願いして修理の時間を頂いていましたので,ご迷惑をおかけしていたと思います。」
弊社担当:「現在、弊社の牽引台車のメンテナンスはどうしているのでしょうか?1ヶ月に1回程度ですか?」
お客様:「メンテナンス?すみません、最近はほとんど見てません。導入当初は気になったので1ヶ月に1回は見ていましたが、だんだん期間が長くなりまして・・・。全くと言って良いほど不具合がありませんので最近はほとんど見てないんです・・・。4年前に予備として買っておいた部品は、新品のまま保管してありますし作業者の方から台車の件で何か言われたことは一度もありませんね。あっ、あります。連結部の音がうるさいと言われたことがあります。商品を運搬しているときはいいのですが、空荷になると連結部分から音が出ます。そのくらいでしょうか?まあ、今では本業のリフトのメンテナンスに専念できますので安心です。」「え?そんなに見ていないの?たまには点検しといてね。」「わかりました。たまには見ておきますね。」
弊社担当:「最初に納品してから4年ほど経っていますから1度本格的にメンテナンスしたほうがよいかも知れません。経年劣化もあるでしょうから。本格的なメンテナンスをするには1度お預かりして1台づつ点検しなければいけませんので・・・。」
今後の課題点や問題点、要望等
弊社担当:「今後の課題点や問題点、要望等があれば教えてください。」
お客様:「うちの課題とすると、雨天対策(屋根+カーテン)ですね。以前に見積もりもしていただきましたが、コストの問題で断念いたしました。」
お客様:「やっぱり連結部の音でしょうかね。ゴムを取り付けたりいたしましたが、すぐに切れてしまいますので何か良い方法はありませんでしょうか?それがなくなれば、完璧です。」
お客様:「そうだね、連結部の音のことは現場から聞いています。あとは・・・・、ないかな。」
弊社担当:「本日は貴重な御意見を頂戴いたしましてありがとうございます。これからの課題点も頂きましたし、弊社の台車作りも間違っていないことが確認できました。今後は頂戴いたしました御意見を元により良い台車を製作していきたいと思います。」
弊社担当:「本日はありがとうございました。」
- ※今回掲載しております仕様は L&F中部様との共同開発モデルです。他のお客様への同仕様での販売はご対応不可となります。予めご了承ください。
・ベースとなるモデルはこちら
→ ターンテーブル4WS 式構内トレーラー