静かなキャスターから台車を選びます。

台車がゴトゴト走行するのは気になります。足元のキャスターから騒音対策を考えました。弊社で紹介するのは、金具の旋回部、車輪軸受け部のクリアランスをベアリングにより改善した製品です。このはか、緩衝キャスター、タイヤキャスターも騒音対策効果があり、選択の範囲以内になります。

(上記、静音キャスター付きプラスチック台車)

(上記、静音キャスター付きプラスチック台車)

選択のポイント(金属製と樹脂製)

金属製— 一般に金属製はプラスチック製に比べ走行音大ですが、メーカーによっても差があります。騒音と感ずる音源のほとんどは、回転可動部分のクリアランスの多少による金属間の接触が原因です。 従って、クリアランスが少なく精度の高いものが、作動も滑らかで騒音も少ない良品ですが 、やや高価です。さらに車輪のタイヤ材質、硬さによっても走行音が大きく変わりますが、多用されているゴム質のものであれば、十分許容できる範囲です。

(上記、金具が金属製の騒音対策キャスター)

(上記、金具が金属製の騒音対策キャスター)

樹脂製— 静かな走行が期待できますが、工業用としては種類・サイズとも少なく、金属類に比べて許容荷重が小さいことが難点です。

(上記、静音キャスター。金具は樹脂製です)

(上記、静音キャスター。金具は樹脂製です)

車輪径100~125mm程度のものは病院・集会所などで使用され、車輪径50mm以下のものは主に家具など、室内用として使用されています。いずれも使用経過につれて騒音が大きくなるのは避けられません。

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