台車の車輪配置について

質問;手動片袖運搬車の自在キャスター取付け位置は袖側か、反袖側か。

回答:袖側取付けをお勧めします。

片袖台車 袖側自在金具、反対側固定金具

ごく軽荷重、小型の運搬車の場合には反袖側のものもありますが、袖側取付けのほうが、より少ない操舵力で方向制御ができます(図1参照)。

台車豆知識コラム:台車の車輪配置

車輪が多ければ安定しますが、逆に走行抵抗の増加や操作性が悪くなります。下記の車輪組み合わせと配置による特徴を考え、少なくして効果のある安定した台車をご検討下さい。

概略図 説明
天秤台車

【天秤式6輪台車】 
天秤台車は、台車のセンターの固定車を中心に旋回でき、小回りがききます。また、センターの固定車の取付高さは、 自在車のそれより若干高いため、台車が天秤状になり、 軽く旋回できます。
ただし、天秤式では中央の固定車輪二輪で主に荷重を受けると考えて下さい。誤って車輪総個数で判断することは危険です。

重量物の運搬はNGです。軽・中量物300kg程度まで。
スライドカートと呼ばれる商品が該当します。

天秤台車

【天秤式4輪台車】 
前後の旋回車輪の中心が固定車を結ぶ線上にあるため、台車のセンターの固定車を中心に旋回でき、小回りがききます。また、センターの固定車の取付高さは、 自在車のそれより若干高いため、台車が天秤状になり、 軽く旋回できます。ただし、運搬時には多少揺れは発生します。
重量物の運搬はNGです。軽量物150~300kg程度まで推奨。

自在四輪 【自在四輪】
非常に旋回性が良く、横付け作業作業等が容易にできます。 ただし、床面の傾斜、凹凸に馴むため、直進性が悪く、 重量運搬には不向きです。
固定四輪 【固定四輪】
   直進の往復を繰り返す作業専用です。
普通3輪台車 【普通3輪】
農業用等では一般的であるが、運搬時、積載時には転覆の可能性があります。
普通二輪台車 【普通2輪】
荷重の一部を人が分担し、前後バランスをとりながら運搬します。小回りがきき、猫のように狭い通路を走行しますので「ねこ車」とも呼ばれています。
普通1輪台車

【普通1輪】
荷重の一部を人が分担し、前後左右バランスをとりながら運搬します。小回りがきき、狭い通路での走行が可能です。一般にバケットが付いた「一輪車」が多く使用されています。
また、積載物を簡単に転倒させて所定の位置に置くことができます。

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